少しの我慢
「我慢」とは、もともと仏教用語で、自分を偉く思い、他を軽んじるという
思いあがりのことを言うのですが、近世後期から、現在普通に使われている「耐え忍ぶ」「辛抱する」
という意味で使われるように転じてきたのです。
我慢ができると、心のコントロールができることになります。
「わがままな考えや態度をしない」「素直に謝る」「正直」「不機嫌な顔をしない」「物を大切にする」など。
幼児であれば、日常生活で我慢することがあちらこちらにたくさん転がっています。
それも小さな我慢です。この積み重ねが躾であり、人格形成に大きな影響となります。
現代社会で、悪いニュースは大部分が我慢できないことが原因になっています。
あまり我慢ばかりしているとストレスになってしまうでしょうか、逆に大きな心で考えれば
心をコントロールできると考えます。
お子様の日常生活で、我慢を教えることが今こそ大切だと強く思います。